平安時代の位階と官職
平安時代には、複雑に入り組んだ位階と官職の体系がありました。このシリーズでは、律令制にもとづく中央・地方の官制、後宮の女官組織、治安を担った武士や検非違使、仏教を統制した僧官など、平安宮廷の仕組みを幅広く解説しています。百人一首の歌人たちが生きた時代の「役職」を知ることで、和歌の背景がぐっと深まります。
皇室
中央官制
中央官制(二官八省)
国家の最高機関・太政官と八つの省からなる律令制の根幹。摂政・関白、官位相当表、位階のピラミッド、八色の姓、四等官制まで網羅した中心的なページです。
位階と八色の姓
正一位から少初位まで30段階の位階のしくみ、親の位階が子の出発点を決める「蔭位の制」、そして位階の土台となった天武天皇制定の「八色の姓」を解説しています。
春宮坊
皇太子の家政を専門に担う独立した役所。食膳・財物・護衛・書籍管理など、皇太子の生活を支えた九つの署の役割を解説しています。
後宮
治安・警察
治安・警察に関わる役所
宮中の警備を担った六衛府(近衛府・衛門府・兵衛府)、官人を監察した弾正台、平安京の治安を一手に担うようになった検非違使を解説しています。
武士
もとは貴族に仕える者を意味した「武士」。宮中の警護に当たった滝口の武士・北面の武士・西面の武士の違いと成り立ちを解説しています。