時雨の百人一首

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音声

※音声:NHKクリエイティブ・ライブラリー

語句・豆知識
名こそ流れて なほ聞こえけれ
名声は流れ伝わって今もなお伝わってくるのだなあ、という意味。「こそ…けれ」で強意を表す係り結び。
三十六歌仙
池田孤邨の三十六歌仙図屏風
Ikeda Koson, Public domain, via Wikimedia Commons

画像は池田孤邨の三十六歌仙図屏風です。藤原公任が編纂した歌合形式の秀歌撰『三十六人撰』に収められた36名の歌人は三十六歌仙と呼ばれています。 三十六歌仙の一覧ページはこちらです。

大覚寺
大覚寺
写真:photoAC

京都市右京区嵯峨大沢町にある寺院。元は嵯峨天皇の離宮として建立されました。写真は境内にある大沢池で、日本最古の人工の庭池と言われています。藤原公任はこの庭園の一角にあった滝殿跡で歌を詠みました。その滝跡は「名古曾の滝跡」として残っています。

大堰川
大堰川
写真:photoAC

大堰川は、京都・嵐山の美しい地域を流れる川で、桂川とも呼ばれています。平安貴族たちはこの川で船遊びをしていました。公任もこの場所で船遊びに参加して、和歌を詠んでいます。屋形船に乗って四季折々の嵐山の景色を楽しむ観光は現在も人気です。

歌川国芳の『百人一首之内』
歌川国芳による藤原公任の浮世絵
Los Angeles County Museum of Art, Public domain, via Wikimedia Commons

江戸時代の浮世絵師・歌川国芳による浮世絵です。
百人一首の和歌に合わせた情景が描かれています。

大納言
大納言は「太政官」と呼ばれる行政機関を統括する最高官庁の職の一つ。
詳しくは平安時代の身分と官職をご参照ください。

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